ぶ ど う 園での主な 作 業

風評に惑わされずぶどうを食べてくださいね

2022年

写真が上手く撮れなくて見づらいでしょうけど

 
リザマートの選別
 
アルバイトの皆さんにはお世話になります
まもなく袋掛けも終わるのでしょう

アルバイトの方にお世話になって
 

2021年
至近距離まで行けないので遠くからのスマホ撮影になります


7月 袋を掛け終わりました 
 
 
房を落とし、結果量を調整します
 
初体験の娘も緊張気味

摘み終えた後 

梅雨空の合間を狙って消毒しています 


花穂を摘んでいるところ

お手伝いさんや、娘が気にかけてくれて手伝いに来てくれました 
カイガラムシ他害虫を駆除するためです→  
3月
樹の皮を剥いています
 
剪定は難しい〜
独り言を言いながら作業する息子

剪定後 



2000年7月

 今このようなことをしてるでしょう! 畑に行ってないので古い写真ですが、、、
   袋をかけていきます。害虫、鳥から守るため
 お手伝いさんを頼んで  
 
草刈り   息子 今は園主
 
娘が手伝い お父さん、おもしろい
 
房落とし
 
消毒




内海ぶどう農家の1年の流れ

 剪定作業 
12月下旬〜2月中旬

 北風ピューピューの真冬の作業です。寒さとの戦いですが、なぜか好きな作業です。
枯れ込んだ枝切り、不要になった樹の間伐も行います

 棚の張替え  

 錆びた針金の張替えです。毎年ではありませんが
鋼鉄の針金で縦、横交互に編んでいきます。
張替えの済んだ棚は何年も錆びずにもちます。
 枝縛り 
1月上旬〜 1ヶ月

 剪定, 棚の修理の終わった圃場から棚に枝を縛り付け,強風による被害を少なくします
当園は環境に優しい藁を湿らせ、木槌で叩いて柔らかくして縛ります。この方が枝をよく固定でき、風に強いのです。何より土に還る。
 皮剥き  ぶどうの樹の皮を高圧動力噴霧器を使い,水圧で古い皮を剥きます。病害虫や病原菌を予防するためです。
樹皮下に潜むカイガラムシなどが潜んでいるのです。
水が冷たく寒いですが農薬の量を減らすことができるメリットがあります。

寒そー
 苗の定植
 
3月 1〜2日
 
 空いている圃場や、チャレンジする品種の苗を植えます。
放射線状に根を広げて土をかけ、たっぷりの水を与えます。
 ペンキ塗り
 ぶどうの木を支えている太い針金のさびた部分に,タールを塗っています。温かく風の吹かない日に塗ります。顔にはねたら落とすのに一苦労
複芽掻き 
4月下旬〜5月上旬

 複芽をかいています。結果母子(去年伸びた枝)から2本芽が出てきたものは、弱い方をかいていきます
 肩落とし
5月下旬〜

 花穂の肩の部分を取ります。花の咲く前に、形を整えていくわけです。
まだ棚に重みがかからないため、背伸びをしなければ首と腕は上げどうしで、肩がカチカチに凝ってしまいます。なので休み休み作業をしています。
誘 引
 
5月下旬〜
  
 テープナーという小農具をつかって、今年伸びた新梢を棚に止めていきます。風から守るためです。
太陽の光を受けられるように、できるだけ枝が重ならないように止めていきます。
 穂の切り込み 5月下旬〜約20日
 房の形を整えると同時に、受精を促す目的があります。
花穂の上の数段と先端の数段を切り落とします。
この時期の天候はその年の出来具合を大きく作用します。
悪天候や日照不足は、花振るいや単為結果(種が入らない)の原因になります。適期をはずさないように必死です。
指がハサミに変身です。 (爪で切ったほうが作業が速いのです)
巨峰は種が入らなければ粒が大きくなりませんので非常に精神的に疲れます。うまく受精させるために発育調整剤の散布をする方法が一般的に行われていますが、当園は使用しません
限られた時間に処理をしなければなりません。
前半の正念場です!

とはいっても、品種によってはこの発育調整剤(ホルモン剤)を使用しているものも(涙)
本来はしたくないのだが、品種によっては花がとても流れやすいものもあり、、苗木代くらい取らないといけない。写真下

 

 開 花
 
 
6月上旬〜6月中旬

 
白い花が咲きます。圃場はほのかな甘い香りでいっぱいです。
この時期は受精がうまくいくように祈るばかりです

花振るいした花穂
 


房落とし
  

6月中旬〜下旬
           
 慎重に房を選んでいらないものを切り落とします
今まで手をかけてきたものの7割位落として、樹の負担を少なくして粒の肥大や着色を促進させます
一日でも早く落としてやりたい作業です。そのため雨天でも合羽を着て畑にでます。
 

摘粒
(粒落とし)
6月下旬〜7月中旬

 摘粒作業をしています。一房一房ていねいにはさみを使い、余計な粒などを落としていきます。気の遠くなる作業です。梅雨時期ですが休んでいられません。

 袋掛け
7月中旬〜7月下旬
  
 摘粒作業が終わると1房1房に袋をかけていきます。これは果房を病害虫や害鳥から守るためです。でもカラスには勝てません
 その他  
8月上旬


 大型機械が入らない箇所は右のように草払い機で草刈をしますが、暑いですし、またぶどうの重みで棚が下がるため疲労度もたかくなります。除草剤は使いません
。! 

 発育後半はできるだけ、化学薬剤は使わないよう心がけています。右は朝日の中を、スピードスプレヤーという機械で防除しています。

 収穫前の薬剤散布
防除衣類は身につけていません。 忘れているのではないですよ
 収 穫
8月上旬〜
           
 
毎朝陽が上るのを待って収穫してきます
袋の下から中が覗けるようになっているので、選んで収穫します。
 離れたところの圃場はトラックの出番です。
当園は露地栽培にこだわりたいので、巨峰の収穫は8月中下旬頃になります。露地物はこくと栄養価がすごい!

   取り扱い品種は こちら
 


選 別
 
8月上旬〜
           
 袋から取り出し、房の形、粒の大きさ、白粉の付き具合を見てランク別に分けます。
最終のチェックが済めば、発送作業に入ります。

 美味しい巨峰の見分け方は こちら
 箱詰め
8月上旬〜
 痛んだところはないかな?
箱の底にウレタンのクッションを敷き一房ごとに三角袋に入れ箱に詰めます。




番外編

冬の作業


 作業に使う剪定ばさみ 
   日本にも優れた物はあるけど、このハ   サミはスイスメイド

枝はこのように処分 枝だけなので勘弁してもらうことにする。 樹の太さがわかるかな

手狭になった樹を抜いているところ
チェンソーの力を借りています。

この枝はいらない  この枝は残そうか
そんなこと考えて枝を切っていきます


 時にはこのようなことも

暗渠不良の修理   排水を計るための土管が目詰まりを起こしてしまった


水が詰まって引いていかない

原因はこれか? 草の根やヘドロが詰まって
 
土管を掘り起こして

再び水の流れを図っている

どうだろう?流れているのかな

流れているな 


 

棚の修理

ぶどう棚が壊れてしまったため、修理をしています(2007年2月〜3月)


ぶどう棚が壊れてしまった

柱が折れてしまったところ
 
アンカーを打っています
今回は業者の方に手伝ってもらいました

石にぶつかりアンカーが入りません。心配そうに見ているだけの,役に立たない私

柱と捨石を配っています



 外周線をまわしています



柱にひっかけて固定します

捨石を入れ、柱を立てます
 
外周線を張線機で引っ張っています

中の幹線を張っています
なかなかむつかしい作業です 
 


掘りさらい
堀がせき止められると排水が悪くなるので葡萄の発育には好ましい事ではありません。 
手の空いたとき、行います。状況にもよりますが、、、
   


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