始めに
 遺伝子組み換え作物に反対の立場です  生態系を壊し昆虫の減少やスーパー雑草などが出現する可能性が考えられるからです
 何よりも人間にとっていいはずがありません
 種子法廃止法案に反対の立場です  各地方自治体によって守られてきた在来種が民間に移譲されてよいとは思いません。(特に外国資本)
種が単一化されれば、異常気象が起きた時、食料が足らなくなってしまいます。多国籍企業が種を独占していいなどとは誰も思わないはずです。
TPP  (環太平洋条約機構) 安い農産物が大量に入ったら日本の農家は大打撃です。特定の作物しかできないところでは、生活していけません。そこで生まれた伝統や文化,自然風景などが失われます。また安全な農産物の保障はないのです。

 栽 培 姿 勢 

 露地栽培です。太陽の動き、季節の移り変わりに逆らわないでぶどうを育てています.
旬を大切にしたいからです。
露地栽培のものはおいしくて断然栄養価が高い
(農水省食品成分表参照)

 
  • 栽培にあたっての技術の中心は栄養週期栽培を取り入れています。植物を動的にとらえ、(発育史観)野性的に育てますので農薬などを減らすことが可能です。また動植物のためカルシュウムを肥料要素として大切に考えています。植物は有機物を無機物に換えて吸収するのが基本です。(細胞膜から有機物を取り込んでいるという報告も最近あるようですが) そしてさらに複雑な有機化合物を作っていく。それを動物、人間が食べて生体を維持していく。ですから栽培植物が健康であることはとても大切なことです。もちろん我が家も有機物は入れてます。さらにこの方法ではビタミン、ミネラル、カロチンなども豊富になり健康食品になるばかりでなく,香りの高い美味な果物などが出来ます。
  • 努めて低農薬に心がけていますが、無農薬ではありません。無農薬ではまともな商品を収穫することは不可能に近い。(もともとそこに自生したものなら可能) 除草剤は圃場に使いません。
  • 化学肥料は必ずしも植物にとり有害ではないと思います。植物は無機成分に分解した上で吸収します。今日、化学肥料が有害であるかのように言われるのは、施し方に問題があると思います。病害が着きやすいような栽培体系ですと農薬も多く散布することになります。このことが消費者に敬遠されるのだと思います。施肥量を正しく、生理的に誤りなければ有益と思います。施し方を工夫すればよいのではないでしょうか?リンサン肥料の元になる原石だって元々鳥やコウモリの糞ですよね。

栄養週期栽培とは本物の美味しさをご賞味していただくために従来の栽培方法を見直しぶどうの樹そのものの健康づくりをめざした栽培方法で、厳選された肥料を適期適量与え育てていきます。

内海ぶどう園TOPページに戻る