郷土料理

我が家 の し も つ か れ



  しもつかれ

 
郷土料理を代表するものに”しもつかれ”があります。陰暦初午の日に稲荷神社(いなりじんじゃ)で行われる祭り行事にあわせて作ります。赤飯とともにお供えします。大根、節分で使った残りの煎り大豆、塩鮭の頭などの残り物を利用します。現代人も見習うべき、残したい田舎料理です。 
 栄養バランスも大変よく、保存も利きます。
このような伝統食、残したいですね !!

(俗信)隣近所で微妙に作り方が違い、いろいろな家のしもつかれを食べると無病息災で過ごせるという言い伝えがあります。

県内の大人の人には大変好評ですが、なぜか子どもには不人気のようです。
学校給食のメニュウにもなっているようですが、、、、


材 料      塩サケの頭         1〜2個
          ダイコン            4本
          ニンジン            2本
          大豆              100g
           (節分の残りもの)
          酒粕              300g
          油揚げ             2〜3枚
           (好みでなくてもよい)
          塩                適宜
          しょうゆ             適宜
          砂糖               少々
           (好みでなくてもよい)


                材料の量はこれにこだわらなくて大丈夫 (^。^)

上の写真のようにニンジン、ダイコン、煎り大豆、塩鮭の頭、酒粕、を使います。      鬼おろし
これで野菜をおろします

作 り 方
1ー  洗った鮭の頭と大豆に水を多めに入れて圧力なべで骨が柔らかくなるまで煮る。
    (できるだけ水分がなくなるように)

2ー  ダイコンとニンジンは鬼おろしにかける。
    (野菜から出る水分は捨てない)

3ー  油揚げは少し焦げるくらいに焼いて縦二つ切りにして細くきる。

4ー  酒粕は小さくちぎっておく。

5ー  1、と2、と3を大きめななべで1時間位煮て4を加え酒粕が溶けるくらいまで煮る。

6ー  塩 しょうゆなどで味を調える。
    (塩サケの頭の塩分により塩 しょうゆの量を加減する。)



             圧力鍋がない場合は時間をかける

     鬼おろし
この用具を使いダイコン、ニンジンをおろします。


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