農業と気象災害について



  地球環境を考える

原因は人間!!

 太古に生物の大絶滅を招いた原因は、隕石の衝突や大規模な火山噴火による気候変動でした。
しかし現在、生物を絶滅に追いやっている最大の原因は人間です。西暦元年に約1億人だった地球の人口は1000年に2億人、1500年には5億人、1900年には15億人、そして現在70億人と爆発的に増えました。

それにあわせて森林伐採、水質汚染、地球温暖化などの環境破壊も深刻化しています。
 クマやイノシシなどが住宅地に現れたニュースを毎年見聞きします。これは動物の数が増えたというより、人間が動物の生活圏まで開発を進めたため、すむ場所やえさが山から減ったことが原因です。また山野に道路や側溝をつくることも小動物には危険で、ひかれたり、みぞに落ちて這い出せずにしんでしまったりします。恐竜の子孫で太古の姿をとどめるイボイモリ(体長13〜18cm)も側溝の被害者で、数が減っている原因の一つです。
 現在微生物から動植物まで約1000万種とも言われる生物種のうち、25%が絶滅の危機にさらされています人間による環境破壊がこのまま進めば、生物種は今世紀末までに半減するとみられています。

2015年ルナカレンダーより抜粋


 気象災害は、農産物を生産するものにとって、大きな痛手を被るんです。


雹外   このような時もある
   白い塊は雹です。大きいものは1センチほどありました。葡萄の実止まりした後でやられると、見るも無残な状況となります。

豪雨被害
2015年
2015年9月の大雨はとても恐ろしかった。今までに経験したことがなかった。
   うちの山に、状況を見に行って驚いた
 地面を引き裂くように地滑りしているではないか。たしかに傾斜がある場所なのだが、今までにこのようなことはなかった。  
   樹木も根こそぎ抜けて
まあ少ない面積だったから助かったが   

 
    2日間の大雨で裏の林道が、何か所か崩れている。車は通れない状況になっている。
 沢も倒木や土石で埋まってしまった。  
   ガードレール右は沢ですが倒木などにより水が道路にあふれ、畑に入って入っています。うちではないのですがひどい状況です。

積雪被害   2014年
2月に2回の大雪
   農具入れに利用していた簡易ハウスが降雪により潰れてしまった。  
   

2013年
晩霜 (5/1、5/2 5/8 )

部分的に霜による被害がでた我が家の畑。    がっかりする 5/8

早朝、霜対策を行っている農家
煙で霜を防いでいるのだ

5月8日 降霜
立夏を過ぎての霜の経験ははじめてだ

伸びだした苗はどうなったかな


2月 季節風、黄砂
乾燥注意報が連日出ていましたが、強風による土ぼこりと、中国からの黄砂、花粉も混ざり、洗濯物も干せませんでした。 手前、わが集落は、後ろに山を背負っているので、被害は少ないと思います。ですがあとのかたずけが面倒でした。


2006年12月下旬
12月の雨量としては、観測史上最も多い

水田はこのとおり

稲刈り後に播いた麦が浸水してしまいました。
   今後どうなるのでしょうか?

2004年 台風22号
関東地方を直撃、最大級の台風でした。

      木が倒れた〜
大きな杉の木が途中から折れました。
手前はぶどう畑、危うく棚がつぶれるところだったのです。冷や汗が出ました。
拡大
恐ろしかった
見える家屋は前の家の作業場、もし家屋の上に倒れたら大変なことになりました。
手前、我が家のぶどう畑
ビニールハウスのビニールはめちゃくちゃ
修理が大変だな〜
あちこちで倒木もありました。これは裏の山で樹が倒れているところです。写真を横に撮ったのではありません
根こそぎやられたものもありました。

2004年 台風21号
強風によってぶどうの葉が痛めつけられます。病原菌が進入しやすくなりますし、葉もちぎれてしまいます
田んぼは倒伏を招き、稲刈りの効率がわるくなるばかりでなく、大きな減収につながります。

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